河原デザイン・アート専門学校は修学支援制度の認定校です。
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企業連携授業

企業連携授業

河原デザイン・アート専門学校では、様々な学科で企業様や地域団体と連携した授業を実施しています。

ネット動画クリエイター科

愛媛観光物産協会さまと連携して、あまり知られていない愛媛の魅力を発信する動画「ディープなえひめ」を制作しています。企画・提案・撮影・編集・発信まで全て学生が行います。

グラフィックデザイン科

企業と連携したデザイン実績多数!

パッケージデザインやポスターデザイン等、企業や行政との取組実績多数!学生でありながらあなたが作った作品が街を彩ります。採用実績は就職に直結する大きなポイント!グラフィックデザイン科では採用されるチャンスが多く、就職への大きなアピールになります。

NPOましまろプロジェクト

子供たちに喜んでもらえる絵本づくりをテーマに、学生たちが自分たちにしかできない地域貢献を目指して誕生しました。平成20年4月にプロジェクトがスタートし、創刊13年で40種のフリーペーパーを地域に送り出し、延べ246,000冊を発行しています。社会に出ないと出来ない、実際の編集作業や広告営業デザインを在学中に経験できることとしては高い評価をいただき、就職活動にも大きな武器になっています。

 

問題の発見とそれを解決するソフトがデザイン

私が授業で学生たちに伝えたかったことは、「問題の正しい発見とそれを解決するソフトこそがデザインである」ということでした。自分たちの住む街の中から問題を発見し、それを解決する方法を考え、アイデアをカタチにするプロセスを通して、デザインについて学ばせたいと思っています。

最初は、戸惑っていた学生たちも、次第に自分たちで問題点を考える様になり、アイディアを出し合う様になり、具体的な提案としてカタチにすることができました。最終的には、行政や関係する団体に直接プレゼンテーションし、可能であれば、学生のアイディアを実現させたいと思っています。

地方にある学校は、その地域にある問題を教育課題として取り上げ、その課題を解決するプロセスを経験することによって、デザインの本質を知ることができるのではないでしょうか。

これからは、地方にこそ様々な可能性があり、デザインには、地方を元気にする力があることを知ってほしいと思っています。デザインを学ぶ学生たちが、地域の問題を解決し、これからの地域を元気にする人材に成長することを期待しています。

漫画クリエイター科

NPO まんがで繋がる愛媛~ひめコミ~プロジェクト

地域に様々な「メッセージ」を伝えていくことを目的とした、漫画雑誌「LINK」を制作しています。その第一弾として2010年秋「LINK~愛媛偉人まんが伝~」を1,000部発刊し、愛媛県下の小学校・中学校・高校・図書館・文化施設などに無料配布しました。それから毎年、新たなLINKを2,000部ずつ発刊し、県下の様々な施設に配布しております。漫画で地域に貢献する活動を通して社会と繋がることは、学生にとって刺激になることが多く、就職活動においても非常に役立っています。


熱量があれば夢は叶う!

全国各地の専門学校に行く機会がありますが、河原デザイン・アート専門学校の漫画クリエイター科の学生さんのレベルは、全国的に見てもトップレベルだと思います。

何がトップレベルかと言うと、漫画に対する「熱量」が極めて高く、本気で漫画家になりたいという意思が明確にあるところでしょう。恐らく、指導されている先生方の熱量が高く、本気で漫画家にさせようと思っているからだと思います。

原稿を持ち込みされた学生さんから、その熱量を強く感じることができれば、それが将来の可能性として期待することができるのです。そんな人は、強い意志とともに、描きたいもの、伝えたいことがはっきりしています。漫画は、その為の手段であり、その強い気持ちをもって描き続けることができれば、必ず道は開けると思います。

漫画家に興味のある人、なりたいと思っている人は、ぜひ漫画クリエイター科を見てみて下さい。本気で漫画家になろうと思っている学生と先生が真剣に漫画と向き合っています。そこにあなたの熱量が加われば、漫画家になることは決して夢ではありませんよ。

インテリア・建築デザイン科

学び家/古民家再生プロジェクト

愛媛県古民家再生協力会様とタイアップし、学生達が考えた古民家再生プランを実際に採用~工事まで行ってしまう実践型のプロジェクトで、実際に学生達が現地に行き、作業のお手伝いを行いました。ただでさえ、古民家に触れる機会が少なくなっていている時代ですが、新しい世代が古い世代の案件に携われ、時代を超えた提案や貴重な経験が出来る、当学科ならではの有意義なプロジェクトになっています。就職活動にも活かせる実務型のこの授業は、学生皆さんのスキルアップにも大きく繋がります。


今あるものを活かす時代

これからの建築について考えてみると、新しいものをどんどん建てる時代は終わり、今あるものを如何に活用するかの時代に入っていると思います。急成長した新建材に変わり、昔から受け継がれてきた自然素材を活かした建築が今後益々注目されていくのではないでしょうか。

古民家再生プロジェクト授業で現場調査に来られる学生さんの眼差しは、今まで見たことのないものを見るようで、とてもキラキラしているように感じます。日本の伝統建築文化を一人でも多くの若者に継承できればいいと思っています。

建築と一口で言っても、意匠・構造・設備など、その幅はとても広く、それぞれの道もとても奥深いものがあります。しかし、どの道も、「ものづくり」であることには変わりなく、お客様の夢を形にして幸せにできる素敵な仕事です。積極的にいろんな所に行って、自分の目でいろんな建築を見て、いろんなパターンを提案できるだけの知識を蓄えてほしいと思います。