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授業の様子 背景制作&コンポジット編

2025.11.21

授業の様子 背景制作&コンポジット編

こんにちは!
3DCGゲーム・アニメ科です🤸

今回は背景制作とコンポジットの授業の様子をお届けします🌳
使用ソフトは MayaとAfter Effectsです。
V-RayのアセットライブラリChaos Cosmosを使って、森の背景シーンを仕上げていきます!

まずはMayaでの背景づくりから。

ゲーム会社や映像会社では、すべての草や木を1からモデリングするわけではありません。
アセットを活用しながら、どこに・どのくらい・どんなバランスで置くかという配置センスが強く求められます。

授業ではChaos Cosmosというアセットを使用して木や茂みを配置したり、地面は傾斜や木の根元を意識してモデリングします。
限られたアセットを規則的に並べすぎると嘘っぽい絵になるので、大小・密度・向きをランダムに配置し、抜け感が出るように偶然っぽさを演出することが鍵ですが、脳内で想像するには非常に難しいです。
そのためにリファレンス収集遠足では自然風景の観察を行っていたわけです✨

レイアウトが決まったら、次はライティングとプリレンダリングの工程になります。
太陽光を想定したSunライトとHDRIを使ったドームライトで空や周囲からの自然な反射光を追加しつつ、空気遠近法を表現するためにフォグ効果を適用し、V-Rayレンダラーでのノイズ低減やサンプル数の調整を行いました。
V-Rayレンダラーでは実際のカメラと同じ設定にすることができ、シャッタースピードやISO感度の調整を加えることでよりリアリティのある絵にすることができます。
3DCGもイラストも説得力のある絵にするにはライティング調整が非常に大事です!

同時にAfter Effectsでのコンポジット(仕上げ)を見越して、デノイザー素材・マスク素材・デプス素材といった複数の素材を書き出します。

後半はAfter Effects移動しコンポジットを行いました。
マスク素材で木だけ色味を変える・手前だけ明るくするといった部分調整、デプス素材を利用し被写界深度を表現したり、さらにグレア・色調補正・コントラスト調整などを重ねていき完成となります。

モデリング単体の技術ももちろん大切ですが、アセットをどう活かすか・絵のクオリティはどうやって上げることができるのか、という実際の現場で必要となる力を鍛えることが重要です。

こういった制作内容に興味がある方は、ぜひ一度オープンキャンパスにいらしてください!😊

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