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DaVinci Resolveでカラーグレーディングとレタッチ
2025.10.08

今回のVFX(視覚効果)の授業では、After Effectsだけでなく、DaVinci Resolveを使った本格的なカラーグレーディング技術について、お勉強です。ロの現場でも使われる色が飛ぶのを防ぐテクニックや、レタッチ機能などを学習しました。

プロの現場で撮影された映像は、その後の編集で色を最大限に調整できるように、あえて彩度やコントラストが薄い状態で記録されます。オリジナルの素材はコントラストが低く、眠たい印象の色をしていて、その素材をみんながが最終的に目にする鮮やかでドラマチックな映像にする工程がカラーグレーディングです。
ログガンマ素材は特に明るさの情報が豊富です。VFX合成やグレーディングの途中でうっかり露出を上げすぎてしまうと、白飛び(ハイライト部分の色情報が失われること)が発生しやすいという難点があります。

これを防ぐためのテクニックがビューラット(View LUT)の使用です 。
- ビューラットとは?
- 編集中の映像に一時的に適用するカラー変換ルックアップテーブル(LUT)です。
- これを適用すると、素材は完成イメージに近い色になりますが、実際の色情報はログガンマのまま保持されます 。
- 作業中に色が飛んでいないかを確認しながら作業を進められるため、白飛びを未然に防ぎ、作業効率とクオリティを大幅に向上させることができます。
VFX技術を学ぶ上で、AEなどの合成ソフトと並行して、DaVinci Resolveのようなツールも使いこなすことは、リアルな映像表現において重要なのです!いろんな技術を身につけて、スペシャリスト目指して頑張りましょう!
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