みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。
今日は、古民家再生プロジェクトで工事に参加してきました。
先般、コンペ形式で選ばれたプランを基にして、いよいよ施工に着手するのです。
今日の現場の様子をご覧頂きましょう。
まずは、朝礼です。
古民家再生協会の武知さんから、作業の種類と分担、注意事項の説明がありました。
テレビの取材も入っていますね。
まずは、屋根の瓦を撤去する作業です。
屋根に上がって、瓦をはがす人と、下した瓦を運搬する人に分かれて作業。
人数が多いから、人海戦術が可能なのです。
昔の瓦は、釘で固定するんじゃなくて、土の上に抑え込む方法なんですね。
100年分のほこりが舞っておりました(笑)
続いてこちら。
見ての通り、砂を運ぶ人たち。みんな一輪車を押すのは初めてだったみたい。
床下に敷き詰める砂を運搬していたのです。
続いてこちら。
何と、土壁塗りをさせてもらってるじゃないですか。
見ることだけでも珍しいのに、やってしまうとはね、貴重な経験になりました。
やっぱり、左官工事って難しいですよ。職人さんの作業を見てると簡単そうですけどね。
今回、材料の質感とか重さとかねばねばした感じなんかを体感できました。
この感覚は、絶対忘れないでしょうね。
さて、そして、お昼になりました。学生全員分のお弁当を用意して頂いていました。ありがとうございます。
あと、とても天気が良くて、暑かったので、こんな人たちもおりました。
そして、昼食の後がこちら。
すいかまでごちそうになりました。夏休みに孫のお友達が遊びに来た感じになってしまってました。
大勢集まると、どうしても、早食い大会とか始まってしまうんですよねー。
今回、伊予高校の生徒さんたちも取材に来てくれました。
民家の甲子園って言う写真のコンテストの全国大会に使う写真を撮りに来てたのです。
あと、元気なうちに集合写真を撮っておきましょうってことになってパチリ。
そして、壁の作業としては、下地をつくる人と既存の壁をはぎ取る作業の人がおりました。
まずは、はぎ取る人がこちら。
今回、女子も大勢参加してくれたんです。頼もしい女子たちです。
ケレンを使って、地道にはぎ取っていきます。
こちらが下地を組む人たち。それも竹小舞ですよ。
業界の人でも見る機会は少ないですからね。貴重な経験ができました。
そんなこともあって、インタビューされてました。
いやぁ、みんな積極的に作業をしてくれて感心しました。
今回、改めて、学生と職人さんとか、協会の方や建築主さんと立場や世代を超えて、
同じ場所で同じ作業を行って、何気ない会話が生まれたり、職業の話を聞くこともできました。
これこそ、まさに、地域社会や業界と連携した教育だと思います。世代間交流型の教育モデル。
沢山の方のご理解やご協力によってできる人材育成だと再認識しました。
今回お世話になった皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にお世話になりました。今回の経験を今後の教育活動にも生かして参ります。
ありがとうございました。
最後に終礼。
武知さんの司会進行により、みなさんから一言ずつコメントを頂きました。
最後に学生諸君、大変お疲れ様でした。
みんなの前向きな姿勢や取組に感心しました。気づいて動くこともできてましたね。
また、次回の作業の時には、声をかけますから続きをやりましょう。
今日は、ゆっくりお休み下さい!
そうだ、今回、南海放送さんが追跡取材をして下さっています。
最後の完成まで収録したら、これまでのプロセスを番組で放送して頂けるんです。
ドキュメンタリータッチでお送りする古民家再生プロジェクト。
今から、楽しみじゃないですか。オンエアは、10月予定。
秋の特別番組として、楽しみにしておきましょう。