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2014.01.29インテリア・建築デザイン科

学び家プレゼン リトライの次

みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。

今日は、渡部様邸のプレゼン。前回のプレゼンを受けてのリトライです。

こんな感じでした。

今回は、プランを一つに絞ってのプレゼンテーション。

かなりの緊張ぶりが伝わってきました。

模型も、徹夜でつくったらしい。

 

何となく、今回のプレゼンを聞いてて思ったことがある。

自分が「良い」と思ったことを提案する。これは当たり前だ。

そして、相手が「良い」と思うことを提案する。これもそうだ。

両者が一致しない場合どうするか。

相手の「良い」と自分の「良い」が違う場合。

難しい問題だなぁっと。

 

自分の中から答えを出すのではなく、相手の中から答えを見つける。

相手の中にあらかじめ答えがあるんじゃなくて、ない答えを探り出す。

そんな感覚が必要なんじゃないかと、ぼんやりと思ったのです。

相手の答えを「削り出す」とか「掘り当てる」感覚。そんな感じでしょうかね。

 

自分の「良い」を唱えて、相手も「良い」を唱えて交わらない場合、

仮に議論に打ち勝ったとしても、相手の「良い」にならなければ実現しない。

だから、議論に勝つことが目的じゃなくて、相手に「良い」と思わせる事が大事なんだ。

 

自分の「良い」を押しつけるのは、どこかアーティスティックなにおいがする。

この良さが分かる人に分かればいいみたいな感じかね。

そうじゃなくて、相手の中から「良い」を取り出してあげることがデザインなのかな。

建築にしろ、グラフィックにしろ、映像コンテンツにしろ、一緒かもね。

自己満足と常に背中合わせな感覚、共通点かもしれません。

 

こんなことが学生のうちから体感できるって、やっぱりスゴイと思うね。

相手の中から「良い」を見つける作業。これからもトライし続けましょう。

渡部様の「良い」はどこにあるのか。それはご自身にも分からない。

だからこそ、丁寧に削り出す必要があるんだ。まだまだ道のりは長いよ。

 

今年度は、今回のプレゼンで一旦フィニッシュ。

次年度に継続するプロジェクトになりそうです。

今の1年生が2年生になって、新たに新入生が加わる。

どんな展開になっていくのか楽しみです。

 

これからの展開は、誰にも予想できないドラマみたいだ。

ドラマ以上にドラマチックじゃないですか。

第2幕の、つまり、次年度からの主役はあなたかもしれないよ。

主体的に取り組んだあなたが主役になるのです。