みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。
今日は、「建築士」について書こうと思います。
現在の一級建築士取得者は、約31万人いるそうです。
その人数はともかく、年齢分布に問題があるのです。
何と、その31万人の内、50歳以上が2/3を占めるそうです。
つまり、約20万人が50歳以上だということです。
驚くでしょう。だって、これから10年、15年もすると、その建築士たちが
一気に定年を迎え、建築業界からいなくなってしまうんですから。
逆に、20代の一級建築士は、たったの5千人しかいないそうです。
全国に5千人しかいない20代建築士。これまた驚きの事実でしょう。
このことから容易に想像できるのが、建築士の急速な不足です。
今後、建築士の不足によって、取得者の立場は各段に上昇する
んじゃないでしょうか。
それにしても、この建築士の年齢分布は、我が国の少子高齢問題
と重なりますね。急激に、高齢化と少子化が進行してきた実態が
建築士取得者分布からも読みとれる。とても分かりやすいです。
あと、現在の求人の資格要件の中で、第一位の医療福祉系に
次いで第二位が二級建築士だそうです。
一級建築士ではなく、二級建築士であることも面白い事実ですね。
大規模建築の設計監理及び施工管理については、一級建築士が
必要ですが、住宅を代表とする規模の小さい物件については、
二級建築士で十分です。そんな条件から、需要は、二級の方が
高いのかもしれません。
さて、インテリア・建築デザイン科では、二級建築士を取得して
卒業するコースもあります。以上のことから、今後益々、就職に
有利になること間違いありません。
まだ、進路で迷ってる方がいらっしゃったら一度、オープンキャンパス
にお越し下さい。心よりお待ちしております。
資格の優位性以上に、自分がつくったもので、お客様から喜んで
頂けることに遣り甲斐を感じることが出来るステキな仕事です。
建築を学び、衣・食・住の「住」を担い、人が住む街のインフラをつくる
仕事を目指しましょう。