河原デザイン・アート専門学校は修学支援制度の認定校です。

学科ブログ

BLOG
2013.07.09インテリア・建築デザイン科

免震装置見学!

みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。

今日は、現場見学でした。まだ、基礎工事の段階ですけど、免震装置

ってのの見学だったんですね。何だろう、免震装置って。

 

分類としては、「耐震」と「制震」と「免震」があります。

まず、「耐震」は、揺れに耐えるように、とにかく頑丈にする感じです。

そして、「制震」は、揺れを制御、ダンバーなんかで抑える感じでしょうか。

で、「免震」は、揺れを免れる、あんまり揺れないようにすることです。

 

こんなこと、ごちゃごちゃ言われてもさっぱり分かりませんよね。

見た方が早いです。っということで、今日の見学の様子も含めて見てみましょう。

まずはこちらから。

現場事務所で、メーカーさんから直接説明してもらいました。

説明してるのが、免震装置ですが、こんなのです。

鋼板とゴムを交互に積層した構造になってるんですね。

これで免震するわけだ。

 

そして、設計者である鳳設計の小林先生から、図面で説明がありました。

この図面がこちらです。

装置部分の断面図になります。断面図ってのは、タテに輪切りにした

感じの図面ですね。

 

一通り説明があった後、いよいよ現場で実際に見ることに。

基礎の中に入って行きました。何しろ、暑いってもんじゃないね。

コンクリートの照り返しってスゴイんだ。スキー場みたい。

実物を目の前にして、再度解説。分かりやすいです。

 

基礎の端っこには、幅60cmのすき間を設けています。

何でって、基礎と建物がずれるからですよね。45cmも偏芯する想定みたい。

建物がずれるんじゃなくて、基礎がずれるってことです。

 

いやぁ、クソ暑い中、皆さま、お疲れ様でした。

小林先生、二神組の皆様、ブリジストンの方、とても勉強になりました。

この上に、建物が乗っかるってイメージをつくりながら見学することができました。

これからの変化も楽しみですね。