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2013.06.02インテリア・建築デザイン科

構造模型の授業と卒業生の紹介。

みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。

徐々にカタチが出来てきました。構造模型の授業です。

軸組みがあらかた出来上がって、次には、小屋組が見えてきそうです。

 

あ、この間、このブログを見た卒業生が、「今どき、布基礎(ぬのぎそ)とか

床組みに根太(ねだ)とかないでしょう」って言ってた。

仰る通り。そんな木造は、ほとんど見なくなりました。

 

でもですね、学校で教えなかったら、恐らく知る機会はないでしょう。

昔はこうだったけど、今ではこーなのだって思ってほしいのですね。

ベーシックを知らなければ、工法や材料の変化の理由も分かりません。

そんな答えを投げ返しておきました。案外、見てるんだな。このブログ。

 

あと、別の卒業生から、最近、ブログの更新率が落ちてますねって

鋭い指摘をしてくれましたよ。仰る通り。これには、言い訳できません。

忙しいからとか、他の案件でどーだとか、見苦しいことは言っちゃダメだ。

 

あ、卒業生繋がりで、今回の授業に、急遽参加してもらった卒業生がいました。

広島から帰ってくるって聞いて、そしたらぜひ話でもしてほしいって頼んだのです。

こんな感じ。

どっかの大学の校舎の図面を見せてくれました。

まだ入社2カ月ですから、図面を描くだけでいっぱいいっぱいみたい。

そりゃーそーだな。分かんないこともたくさんあるでしょう。

無茶なお願いを快く引き受けてくれて感謝ですね。

 

いつも書く話ですけど、学生としての付き合いは、たった2年です。

でも、卒業してからの付き合いは、ずーっとです。比較にならないほど

長ーい付き合いになるんですよね。こんなのも教師冥利に尽きる話の一つでしょう。

 

最近、何かと、いろんな年代の卒業生とお話をする機会がある。

夏休みに、スペシャルイベントとして、卒業生によるお仕事紹介を

毎週のリレー形式で行います。こんなのも段取りするのが楽しいです。

 

付き合いを継続させるためには、会う理由をつくればいいのです。

卒業生と、仕事として付き合うことができたら、必ず会うわけです。

そんなことを考えながら、卒業生によるイベントとか、卒業生講話

なんてのも企画するんですよね。

 

卒業生と在校生を繋げる楽しさもあります。

今回協力してくれた高橋くんは、また半年後か1年後にお願い

しようと思ってます。そして、同じ在校生に聞かせるのです。

そしたら、その期間で、どれだけ成長したか分かるでしょう。

あぁ、前回の話とは、全く違って、かなり専門的じゃないのって

思わせないといけない。そんなプレッシャーがじんわりある、かな。

 

教育と人材育成の大きな連鎖に、強い意義を感じております。

もっと頑張んないといけませんね。

今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。