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2013.05.21インテリア・建築デザイン科

骨組みの模型

みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。

1年生は、現在、木造の骨組みの模型をつくっています。

かなり、実際に近い模型なんですよ。まずは、基礎の立ち上りがあって、

その上に土台ってのを敷いて、1階の床もちゃんと組みます。

ちょっと見てみますか。

この写真が、床下の骨組みになります。床束(ゆかづか)ってのが

あるんですけど、最近は、既製品を使うことが多いですね。

続いて、この上に床を組みます。

床もちゃんと根太(ねだ)っていう下地を配置したものになっています。

最近は、根太がないことの方がおおいですけどね。ベーシックな構造を学ぶんです。

 

こんな模型を実際につくりながら、部材の名前と構成を理解していきます。

この授業に並行して、一般構造っていう授業があります。

そちらでも、この木造の骨組みを学んでいます。隣接科目と有機的に連携しながら

学ぶことができるので、とてもとても分かりやすいわけです。スゴイでしょう。

この授業の担当は、道上先生であります。とても尊敬している先生なんですよね。

この模型づくりが終わってから、やっと製図が始まります。

骨組みのイメージが描けるようになってから作図する順番になってます。

 

この様に、専門知識の科目と、制作系の科目と、製図という科目が、

絶妙に連携しがら、授業が進行するので、着実に理解することが出来るわけです。

楽曲とおんなじで、別々の楽器が、それぞれの音色を奏でながら、絶妙なハーモニー

になる感じ。そんな科目構成が理想ですよね。なかなか難しい面もあります。

タイミングとかリズムとか合わないといけませんからね。

 

ってことは、楽譜がいるんだ。科目全体の楽譜になるのが、シラバス台帳ってヤツでしょうか。

こんな科目相互のハーモニー。大事なことだと思います。

楽器一つひとつの音色が良くても、全体の調和が取れてなければ、美しい楽曲にはなりません。

授業もおんなじで、一つの科目が良くても、全体の調和が取れてなければ、理解が深まりません。

 

えーっと、これぐらいにしときましょうかね。

模型づくりの進捗は、また報告することにします。お楽しみにー。