みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。
1年生は、現在、木造の骨組みの模型をつくっています。
かなり、実際に近い模型なんですよ。まずは、基礎の立ち上りがあって、
その上に土台ってのを敷いて、1階の床もちゃんと組みます。
ちょっと見てみますか。
この写真が、床下の骨組みになります。床束(ゆかづか)ってのが
あるんですけど、最近は、既製品を使うことが多いですね。
続いて、この上に床を組みます。
床もちゃんと根太(ねだ)っていう下地を配置したものになっています。
最近は、根太がないことの方がおおいですけどね。ベーシックな構造を学ぶんです。
こんな模型を実際につくりながら、部材の名前と構成を理解していきます。
この授業に並行して、一般構造っていう授業があります。
そちらでも、この木造の骨組みを学んでいます。隣接科目と有機的に連携しながら
学ぶことができるので、とてもとても分かりやすいわけです。スゴイでしょう。
この授業の担当は、道上先生であります。とても尊敬している先生なんですよね。
この模型づくりが終わってから、やっと製図が始まります。
骨組みのイメージが描けるようになってから作図する順番になってます。
この様に、専門知識の科目と、制作系の科目と、製図という科目が、
絶妙に連携しがら、授業が進行するので、着実に理解することが出来るわけです。
楽曲とおんなじで、別々の楽器が、それぞれの音色を奏でながら、絶妙なハーモニー
になる感じ。そんな科目構成が理想ですよね。なかなか難しい面もあります。
タイミングとかリズムとか合わないといけませんからね。
ってことは、楽譜がいるんだ。科目全体の楽譜になるのが、シラバス台帳ってヤツでしょうか。
こんな科目相互のハーモニー。大事なことだと思います。
楽器一つひとつの音色が良くても、全体の調和が取れてなければ、美しい楽曲にはなりません。
授業もおんなじで、一つの科目が良くても、全体の調和が取れてなければ、理解が深まりません。
えーっと、これぐらいにしときましょうかね。
模型づくりの進捗は、また報告することにします。お楽しみにー。