みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。
2月25日に開催されました日本建築学会のシンポジウムに参加しました。
場所は、東京の建築会館ホールです。
今年度、雨水と建築をテーマとしてワークショップからスタートさせた活動の紹介と、
学生たちが提案する雨水の利活用について、パネル展示をさせて頂いたのです。
会場の様子は、こんな感じでした。
シンポジウム会場のエントランスに、7つの提案をパネル展示させて頂きました。
どのグループも、今回の展示の為に、更に分かりやすくブラッシュアップさせたパネルです。
会場の様子と、当日配布された資料です。全国から沢山の方が来られていました。
資料の中に、本校の活動と学生たちの提案が全て紹介されていました。ありがとうございます。
左の写真は、「あまみずタメルンジャーZ」というキャラクターらしく、蓄雨(ちくう)の啓蒙活動として様々な場所に登場している様です。これ、福岡大学の先生がプロデュースしているそうで、建築学会の会場とは思えない雰囲気に包まれていました。エンターテイメントの領域まで踏み込んで活動しているのです。驚きました。
右の写真は、パネルディスカッションの様子です。
様々な立場のパネラーが蓄雨について議論していました。
東京では、都市型洪水への対策や、市民レベルの蓄雨の活動が盛んで、雨水に対する意識の高さを感じました。
今後、地方においても、雨水の利活用を積極的に考えていく必要があると思いましたね。
最後に、今回の本校の取り組みについて、紹介させて頂く時間を頂戴しました。
地方にある学校として、「地方だからできるこ」と、そして、「地方でもできること」、その両面が必要だと思っています。
「地方だからできること」の活動は、沢山ありますが、その地域の問題を教育課題として取り上げ、学生と一緒に考え、行動していくことだと思っています。建築分野では、空き家問題や古民家再生が挙げられます。
他方で、「地方でもできること」の一例が今回の取り組みだと位置づけています。
今回、東京に在住の先生とスカイプでつなぎ、遠隔授業にチャレンジしましたが、今後の可能性を大きく広げてくれたと思います。
今回の活動を一過性のもので終わらせるのではなく、更に成長させる様にして参りたいと思います。
今回お世話になりました学会の皆さま、今後とも宜しくお願い申し上げます。