みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。
昨日、古民家ギャラリー結匠庵にて、古民家利活用のプレゼンがありました。
弓削島の古民家をどう活用するのか、7つのチームが、それぞれのアイディアを
披露したのです。
ご参加頂いた方は、愛媛大学の先生や行政関係の方などで、様々な立場の方に
ご意見やアドバイスを頂く機会になりました。
まずは、古民家再生協会代表理事の武知さんからのご挨拶と、今回のお施主様である
田坂様にご挨拶頂きました。
その後、7つのグループがそれぞれの思いを詰め込んだアイディアをプレゼンしました。
今回の課題は、弓削島という場所と築100年を超える古民家の魅力をどんな風に定義して、
どんな用途で、誰に訴求するのかまで考えないといけなかったので、かなりハードルが高かったと思います。
学生たちは、それぞれのチームで、悪戦苦闘しながら、アイディアをカタチにしてくれたと思います。
普段、学生たちが学ぶ建築の学習は、つくることを前提として組み立てられています。
何かを考えて、カタチにする動機の中には、かっこいいものとか、見たことのない造形とか、
そんな動機が少なからず内在しているわけですが、いわば、そんな自己満足的なアプローチと正反対の
課題が今回のテーマだと思います。
人(相手)とか、地域(場所)とか、コミュニティについて考えて、既にあるものの魅力に
アイディアに盛り込む。そんなことを意図しながら、取り組んでもらいました。
今回の取り組みを通して、地域の課題を自分たちの問題として意識できる様になることも期待しています。
そして、この様な取り組みを、一人でも多くの方に知って頂き、地域の魅力に興味関心をもつきっかけとなって、弓削島にも足を運んで頂きたいと思います。
今回のプレゼンの様子を愛媛新聞さんと南海放送さんが取材して下さいました。
南海放送さんは、これまでの現地調査から、グループワーク、そして今回のプレゼンまでを
まとめて放送して頂く予定です。
放送は、11月30日(水)のNEWSチャンネル4で18時15分からの予定です。
こちらもぜひご覧下さい。
※放送日が変更される様です。
決まり次第、改めてお知らせ致します。
最後に、2時間にも及ぶ学生のプレゼンにお付き合い頂きました皆様、本当にありがとうございました。
今回頂いたご意見やアドバイスを今後の活動や学習に生かして参りたいと思います。
今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。
最後の最後に記念撮影。学生たちの笑顔っていいなって思います。