みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。
昨日は、二級建築士の一次試験でした。
午前が建築計画と建築法規
午後が建築構造と建築施工
以上4科目あります。
1科目25点なので4科目100点満点の試験です。
例年だと、各科目12~13点以上で、かつ、4科目合計60点以上が合格ライン。
今回、インテリア・建築研究科の学生6名が受験しました。
早速、自己採点してもらったんですけど、恐らく全員合格だと思います!
それも、かなり高い得点ですよ。概ね80点以上。最高得点は、88点でした。
みんな頑張りましたねー。
そんな彼らがこちら。屋上で記念撮影しました。
6名とも高校までは建築とは無縁で、本校で初めて専門的に学び始めたんですよね。
たった2年間ですけど、大きく成長することができるわけです。
あと、なぜ、これほど高い得点で全員合格できたかと言うと、理由は簡単です。
教える教員が優れてるからです。って自画自賛ですけど、みんな熱心に指導します。
一級建築士、インテリアコーディネーター、宅地建物取引主任者等
有資格者が直接指導をしております!ちなみに、ワタクシも一級建築士。
もう一つの理由が日々の学習方法にあります。
その日にマスターすべきことを、全て出来る様にしてその日を終える。
それを毎日繰り返すわけです。簡単でしょう。
こんなトレーニングを繰り返すと、試験に合格できるのはもちろんですけど、
「問題解決力」が身に付きます。その日に発生した問題は、その日のうちに解決する。
そんな習慣が身につくわけです。一石二鳥じゃないですか。
これから仕事をするようになっても、この問題解決力が生かされます。
できない理由を言う前に、できる方法を考える。それもその日のうちにです。
明日になれば、新たな問題や課題が生まれるので、後回しにしないことが重要でしょう。
そんなことも示唆してるわけです。
さて、合格できたって言っても、のんきに喜んでるヒマはありません。
間髪入れず、二次試験の準備をしなくちゃいけませんからね。
二次試験は、設計製図です。
設計課題は、「介護が必要な親(車椅子使用者)と同居する専用住宅」(木造2階建)
まさに、少子高齢社会にふさわしいテーマじゃないですか。
具体的な条件は、試験当日にならないと分からないんですけど、問題を想定して
プランニングから作図まで練習します。
一次試験は、理解して覚えることが中心でした。
それに対して、二次試験は、考えることがメインになります。
そして、プランを組み立てる楽しさもあります。
更に、プランから作図まで完成させる達成感も感じられます。
従って、プロセスを楽しみながら学習できるわけです。
早速、今日から設計製図の対策授業。
皆さん、楽しんで頑張りましょう!