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2012.12.28インテリア・建築デザイン科

バルセロナ紀行 番外編

みなさん こんにちは インテリア・建築デザイン科のnakamuraです。

今日は、バルセロナの話の番外編って感じにしましょうかね。

バルセロナで泊まったホテルでの出来事。

ある男学生二人が、風呂に入ろうとする。そして、疲れを癒すため、

バスタブにお湯をためる。ここまでは普通の話だ。

 

そして、何を思ったか、「一緒に入ろう」ってことになる。

お湯が冷めないうちに一気に勝負するのだって思ったのかな。

で、一人は湯船に。もう一人は体を洗おうと考えた。

この話、我々日本人にとっては、いたって普通の話である。

 

ところが、ここで、事件は起きた。

浴槽の外で体を洗っていたヤツが、異変に気づく。

どんどんシャワーから流れるお湯が床に溜まるのだ。

ん?ここには、排水口はないのか?

当たり前だ。外で体を洗うなんて、誰も想定していない。

その床に溜まったお湯は、すぐさま、部屋の方へ流れ出す。

その異変に気づいた二人の男学生は、とるものもとりあえず、

隠すべきところも隠さず、床に流れ出るお湯を拭き取ったのだ。

 

話はこれでおしまい。結果としては、事なきを得たわけで良かった。

この話って、とてもとても興味深い話だよ。考えてみたら、我々日本人は、

浴槽はお湯につかるべき場所。体を洗うのは、その外の場所だ。

どの家庭でもそうしてるだろう。ところが外国は違う。

お湯につかるのも体を洗うのもバスタブの中だ。

そんな文化の違いによって、こんな奇想天外な珍道中が生まれたんだ。

 

それにしても、すっぽんぽんの男二人が必死になって床を拭いてる姿って

滑稽でしょうよ。その必死さがたまらなくステキだ。

 

最後に、その事件のあったお風呂の写真をお見せしてお開きとしましょうか。

 

こうやって改めて写真見ると、ここで体洗うって考えにくいな。

やっぱり、こ奴らは、単に阿呆だったんじゃないかって思った。

いや、阿呆は侮れない。思いもつかない行動をすることによって

思いがけない気づきが生まれる。今回もそうだ。

阿呆であることは、スゴイことであり、可能性があるのだ。

 

はい。阿呆ブログはこれぐらいで。

今度こそ、次回からパリの話にしましょうかね。

また気が変わるかもしれないけど、お楽しみにー。