今年度、文科省より「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」
事業を受託しました。
テーマは、
「ユーザエクスペリエンスをデザインする能力の向上を目指す教育プログラムの開発と実施」
であります。
何かと、タイトルが長すぎて、読んでるうちに、訳わかんなくなりますかね。
そもそも、「ユーザエクスペリエンス」って言葉から分かりづらいですね。
ユーザエクスペリエンス(UX)とは、「製品やシステム、そのサービスを利用した時、
又は、その利用を予測した時に生じる人々の知覚や反応のこと」だと
国際標準化機構は定義しています。
つまり、UXを重要視するということは、ユーザにとっての使いやすさ、
使用した際の満足感を包括的に意識して製品やシステム、サービスの開発を行うことを意味します。
今回は、特に、ユーザインタフェース(UI)デザインに関する知識やスキルを養成する
教育プログラムを開発・実施します。
手順としては、
以上までが今年度の計画です。
これらの取組みを学校と企業が連携した委員会を立ち上げて遂行していきます。
本日、その第1回目の委員会を開催致しました。
更に、今年度は、東京の御茶の水美術専門学校さんとも連携して、
デザイン分野の実証講座を実施します。
更にもう一つ、新潟、福島、高知、本校が連携した講座の計画も進んでおります。
地域や場所性を超えて、人や情報がクロスオーバすることで、
新たな発見や気づきがあるかもしれません。
この様に様々な立場や地域の方と連携することによって、単独ではできない取組みが可能になり、
また、改めて、地域特性について再認識する機会になることを期待しております。
タイトルにもある成長分野に必要な「中核的な専門人材」を育成して、地域の振興に寄与し、
この街が、地域が、国が発展することを目指します。